イタリアVSチェコ

見ていてイタリアに対し本当に感心したのは、なんだかんだいって攻撃よりも守備。勝ち点の関係があったとはいえ、実に攻守の切り替えが早い。特に攻撃から守備への戻り。あっという間に自陣前に二重のラインを引き、人にチェックも決して怠らない。
チェコはさすがに前半終了間際にポラクが退場したのが響いてしまったよう。ネドヴェドが運動量豊富に動き、自陣ペナルティ前での守備からミドルシュートまで孤軍奮闘するも独りの力では及ばず。このレベルになると、今更ながらたった一個人では打開できなくなっているんだなと当たり前のことを思う。ここでチェコが消えるのは非常に残念だけど、ガーナに負けた時点で厳しくなってしまった。今大会、数少ない波乱でした。“ピッポ”・インザーギは良かったねえ。