某所コピペ

 

中3の冬、一緒に高校の合格発表見に行った帰りの公園で。
 
俺も彼女も当時はメガネかけてたんだけど、お互いがちがちに
緊張してて、すっかり外すの忘れてキスした。初心者なのに。
 
そしたらレンズがぶつかっちゃって、それに驚いて思わず開いた
目と目が合ったのが無性に恥ずかしくて、赤面してお互い顔も
合わせられずにしばらく黙って下向いてた
 
で、それ以来俺はメガネフェチになったのに、彼女はコンタクトに
しちゃった。説得も無駄だった orz

はん、このメガネ初心者が。(って言ってみたいなあ)

ガキの頃からお袋と2人で暮らしてきた俺の趣味兼特技は、料理。
何やってもダメな俺だけど、これだけにはほんのちょっと自信がある。
彼女の方は、仕事でも家事でも遊びでもだいたいソツなくこなすのに、
何故か料理だけが全くだめ。驚くほどだめ。彼女の友達もだめ。
 仲間うちで集まって飲んだりする時も料理当番はだいたい俺だから、
彼女の友達が何人か集まったその日も、俺が料理を作った。
可愛い女の子ばっかりだったから、それはそれは張り切って作った。
 大好評のうちに集まりが終わる頃、俺の料理を美味しい美味しいって
食べてくれた彼女の友達に、彼女は自慢気に言った。彼すごいでしょ?と、
 
「料理が上手って良いよねー、私が男だったら嫁にもらうね、絶対」
 
 あ…と、一瞬の間の後で論理の矛盾に気づいた彼女は、少し赤くなった。
俺もちょっと本気で喜んじゃったんだけど、でもそれじゃ男同士だろ、と。

さて、料理でもするかな。

お互いの顔も見ないうえに無言(「ん」も言わないw)で手を差し出す。
でもお互い手を出すタイミングがいつも一緒。
 
幸せだのう。

そんなこと言われましても困ります。

正月とかお盆とか、帰省シーズン限定だけど
早朝の丸の内や大手町あたりのオフィス街を散歩する
 
普段の混雑が無くなった道路の真ん中歩いて、
まっすぐずーっと先の信号までパッと変わるのを眺めたりする
 
なんか世界が滅んだ後の街に2人きりしかいないみたいで、
無言でいつの間にか手を繋いじゃってるのに気づいて照れたりして、
ただの散歩が妙に盛り上がる
 
ほんとだよ?

独りでなら経験ありますが何か?