某所コピペ

 

今日休みだった夫。
 
急に「昼飯食いに出掛けよう」と言いだした。
ついた先は近所で人気の、ランチでも一人5000円以上かかる店。
しかも「予約してる〇〇ですが…」とか言ってる。
驚いたけど、店の空気に声かける間もなく席へ。
(財布いくら入ってたっけ…)なんて考えてたら
「支払いなら俺が払うから気にすんなよ。
今日のために、こづかい貯めといたから。
せっかくなんだから、たまには美味いもん食おう」と。
そうか!今日は結婚記念日だったんだ。
育児におわれて、すっかり忘れてた…。
気付いて涙が止まらなくなっちゃったよ。
「来年はディナー食わしてやりたいなぁ」って言ってたけど
ランチでも十分嬉しかったよ、ありがとう。

胸にキた。

こないだ台所で夕飯作ってた私を見て
「…○○(私)が嫁さんになるならいいかな」と
ボソッと呟いてたのを聞いてしまった…!
ずっと結婚願望は無いと言っていたし、その理由はよく解ってたので
いつかは終わる付き合いなのかなと諦めていた。
だからこそ、予想外の言葉に最初は耳を疑った。
 
「い、今なんか言った?」「何でもない、独り言」
彼はそれ以上は何も言わず、私もどう反応していいのか分からなくて聞こえなかったことにした。
涙は玉ねぎのせいにした。

俺、今玉ねぎは切ってないよ?

コーヒー好きの彼が、喫茶店を経営してたお爺様から言われたのは
”大事な人に淹れる時は、喜ぶ顔を思い浮かべながらしっかりと
 手間ひまをかけること”
そんなお爺様はお婆様をコーヒーで落としたんだとか……。
 
その夜「そうだ、今日はコーヒー飲んでってよ」って言われて、
深く考えもせず、私は「はい」って答えた。
一緒にいられる時間が長くなるから良いやって思って。
 
で、年季の入った手動のコーヒーミルがガリガリ言うのを聞きながら
ずーっと待たされた後、「待たせちゃってごめんね」とか言いつつ、
出てきたコーヒーと一緒にされたのが上のお爺様のお話
 
真顔でさらっとこの話をされたもんだから、最初は軽く「へえ、さすが
プロの言葉は重いねえ」なんて答えたんだけど、良く考えてみて、
その言葉のホントの重さと今のシチュエーションに改めて気づいたら
なんか心臓がドキドキしてきた。
 
その後彼に味はどう?って聞かれて美味しいって答えたけど、
ごめんなさい、”大事な人”って言葉で舞い上がちゃってドキドキしながら
飲んだあの夜のコーヒーは、実は味なんて良く解んなかったんです

つまりコーヒーの味なんてどうでもいいってことか。あははdrftgyhぁl、m

カフェでお茶しててふと目が合った時に、
彼女「顔見て話してると恥ずかしくなっちゃうね…」
はにかみながら言う彼女に萌えました…

嗚呼、そうですか……。

いいカップルってどれだけ相手のバカを笑っていられるかだと思う。

ま、その通り。や、言ってみたかっただけです。