タイガー&ドラゴン(第2回 饅頭怖い)

先週は見たけど感想書かなかったこのドラマ、二回目も珠玉の出来なので我慢できずに書きます。めちゃくちゃ面白い。凄い。素晴らしすぎ。とまあ、こんな書き方するとなにがどう面白いのか凄いのか全くもって伝わらない頭悪い文章になりかねないのでまともに書きますよ。にょほ。
自分はオチがちゃんと付くものが文章でもドラマでも好きで、だから比較的一話完結ものを好む傾向にあるのですが、このドラマはしっかりオチがついてるんですよね。落語の話題を現実にリンクさせて、落語のオチと絡めて現実の問題も落とす。その落とし具合が楽しみで楽しみで毎週テレビの前に座っているのです。どう来るかは予想が付いたり付かなかったりなのですが、広がった物語が後半一気に収束していく様子にはゾクゾク来ます。心地よい興奮です。
で、こっからさらに好き語りになるんですが、この心地よさは良質のテキストサイトを読んだときの快感に似ていると思うんです。オチ付き創作系のテキストサイト。読ませるストーリーながらオチですっきりさせて満足感を得れる、そんなサイト。このドラマなんて見てると宮藤さんはテキストサイト書かせたらかなりのサイトができるのではなかろうかなんて妄想までしてみる。おおもとは落語の話なのでオチは標準装備ですが、それでもこのストーリーをまとめる力は素晴らしいなあ。おこがましいことを書かせてもらえば、こんなテキストを一度でいいから書いてみたいものです。
と無茶苦茶書いてみる。