義経23回「九郎と義仲」

  • 「くせものをとっつかまえたぞー」で登場したのはうつぼ(上戸彩)さん。うん、そのまま斬ってしまえ。曲者だし。なんであんたがそこにいる。
  • 「近江で見かけたというから来てみた」近江は遠いぞこのご都合主義者の権化。
  • 平宗盛様(鶴見辰吾)激昂。「いずこにおわすー」「ですからおわさぬと」なにこの噛みあわない台詞。父と思ってた法皇様に裏切られ涙。ま、法皇様は宗盛タンのこと何とも思ってないんだけど。
  • 後白河法皇(平幹二朗)は建礼門院徳子(中越典子)も安徳帝も置いて逃げたのか。つまりあの妖怪おばば(丹後局:夏木マリ)と駆け落ち!?その勇気、ぼくは敬意を表するッ!
  • 久々に登場の能子(後藤真希)さん。久々すぎて、覚悟を見せられてもふーんで終わっちゃうな。これは徳子さんも同じ。これは登場人物が多くて掘り下げられない人が多数いることの弊害か。ストーリーを追うだけで、一人一人の登場人物にあまり感情移入できない。せっかく美人なんだけどな。和装が良く似合う。
  • 「お帰りなさいませ」お徳婆さんまた出没。ほんとどこにでも出てくるのなこの方。
  • この時代の女性って出家するまで一生髪を切らないのか。
  • 義仲(小澤征悦)と巴(小池栄子)、行家(大杉蓮)、都に到着。都に到着するより源氏の頭領になることに執着する義仲様。
  • 義仲さん、法皇様の前で田舎武者まるだし。と同時に行家への反感も未だ燻る。
  • 管弦!都落ちしてるのに舞いと管弦の宴。武者だった時の面影は既に無い。維盛(賀集利樹)の責任感からの嘆きとともにそのことを知盛(阿部寛)が語る。この人が武者・平家の最後の生き残りか。
  • 清盛様が死後出てくるのはだいたい波と一緒に。東映
  • ああ福原が燃える。清盛の夢と共に灰燼に帰した。
  • 安徳帝は廃位。これで新たな帝(後鳥羽天皇)が誕生。法皇武家が政治に台頭してくる前の世界に戻したいよう。武門同士で力を削りあうのがベスト。として頼朝の下にご機嫌伺い。
  • 思い通りに行かなかった義仲さん。梨をむしゃむしゃ。越後の守に任ぜれられても逆ギレ。伊予の守に任ぜられると法皇もワシには逆らえぬと有頂天。あ、巴と踊り狂う姿、これバカ殿。武者から公家側にだんだんと近づいていきます。
  • 対して頼朝(中井貴一)&政子(財前直見)サイドは政治の駆け引きが上手い。この二人は法皇の手には負えないな。
  • 都での横暴をいさめるよう進言した義経に対して「都のことは行家が」へたれだ。なんだかんだでへたれだ。
  • 身内の争いで父親が殺されたこと、嫡流である頼朝への対抗意識から源氏が手を携えて一つになることを拒む義仲。それに対して義高を持ち出す義経(滝沢秀明)。子供を持ち出すのは説得の手としてちょっと卑怯じゃないのか、いい手ではあるけれども。
  • 木曽の山中から世に出、都を我が手にすることを目標という義仲。あれ、もう叶ってないか?義仲、京に入って以降のプラン未だ見えず。
  • 義高からの「息災です」との伝言に義仲は「済まぬ」と一言伝言。このシーンはよかった。