義経@第12回「驕る平家」@一日遅れ
いろいろと長くなったので。今回は夜叉がいっぱい。なかなか毎週感想は大変そうだな。見るのは見てるけどいろいろ感想に付随しての調べモノが時間かかっちゃう。
- 義経の家に集まってくる人たち。いろんな人から引っ張りだこ。今日は藤原忠衡(ユキリョウイチ)に加え、兄の藤原国衡(長嶋一茂)も。ほうほう、国衡は長男なのに跡継ぎでないのは異母弟の泰衡(渡辺いっけい)が正室の息子なためか。三郎のような物怖じしない視聴者視点のキャラが一人いると、動かしやすいしこちらには勉強になるな。メモメモ。
- 木曽義仲(小澤征悦)と巴(小池栄子)登場。北条政子(財前直見)に続きこちらも女性優位。浮気はいけませぬ。がしかし、巴さん、追っかけまわしながら二人きりになると甘々なんですよねきっと。ツンデレ二号ですか。ん?尻に敷いてると見せかけてデレデレですか。
- もしかして木曽義仲、天然キャラか。頭悪そうな予感。
- いくらなんでも都合よく逢いすぎだろ。むしろなにかの誘い罠と思え。
- 京では火事だらけ、盗賊だらけ。で誤認逮捕か。「手首を落とさせよ」それ、出血多量でしなないかい?斬られた人、初期を見てないので誰だか分からなかったが。
- 朱雀の翁(梅津栄)もお怒りです。「平家は…驕りすぎじゃーい」せっかくの台詞、何度も巻き戻さないと聞き取れねー。気持ちだけは伝わった。
- 耳役。五足(北村有起哉)なのか。あっという間に平清盛のカリスマにしてやられる。清盛こわすぎる。貫禄十分。一言二言+「耳役、頼む」で完全幸福(字が違う)。しかし、京の都の噂はともかく、貴族衆の言葉を掬い上げるはさすがに難しくないか?
- 平宗盛(鶴見辰吾)が見るたびに成金的雰囲気をかもし出してるのう。小物臭バリバリ。
- バカ息子たち二人来たー。久しぶりだな。あいかわらずいてもいなくても大丈夫な存在感。
- 「平家にあらずんば人にあらず」名言!しかし頼政様が見てる。
- 清盛だけは長男の異変を心配そうに。
- 平重盛(勝村正信)の迫真の演技。「なりちか殿」って誰だっけ?「手を汚すのは 某の役目かと」自分の役割に殉ずる覚悟。泣ける。「重盛!」「この病は夜叉になった私への罰でしょうか」くー。今週の一番。「すまぬ すまぬ」「なんの」うーん、文字に起こすとまぬけなんだが。42歳は早死にすぎだ。
- 頭にカミソリ!うおわー、これはきっつい。鳥肌たった。
- おお、喪中に祝い酒とは、さすが宗盛、期待通りの小物感。中心になるべき男がこれではもう今後はぐずぐずかな。
- 身罷る=死ぬ。死去する。
- 後白河法皇がぬらりひょんに見えます。
- 静憲法印(壤晴彦)登場。おお、平清盛を押してるよ。「言葉を伝える」と言って自分の口から出るのは法皇の言葉(つまり立場は法皇と同じ)ということを強調してから上座へ。さりげないけどオーラがありそう。
- 清盛の反撃。今まで平家は何代にも渡り支えてきたのに、一族のものが身罷ると領地は法皇のものへ。しかも喪中に遊んでいただと。清盛の静かな怒りが、今実戦で爆発するッッ!!(あ、なんか違うとこから台詞引っ張ってきちゃった)
- (くわっ)という効果音が聞こえてきそうだ。静憲法印がヘタれたー。
- 「(親として)いかにも悲しみの極み!」声に出して使ってみたい日本語。
- 「どういうことじゃー」「申してみよ!」「黙れーい!」「伝え申せーい!」夜叉だ。ここに夜叉が現れた…ガクガクブルブル…
- 赤ん坊の安徳天皇を即位させたってあんた何ヶ月の子を天皇にさせてんだよ。
- 哀れ後白河法皇、半幽閉?-
今週はそんな感じで。
このドラマ、妻と夫、長男と次男の対比が印象的で、その辺りでなにか書けるような気もするのだが、その辺りは時間が余ってなんか閃いた時にでも(そんな時があるのかよ)。