オリンピックVSガーナ戦(菊池-大久保すげー)

那須さんは出てきませんでした。キャプテン…。右サイドの石川が怒りを試合にぶつけてるかのようなキレっぷりにも関わらず松井と代えられてしょんぼりしまったり、あいかわらず個人の資質で守備をするには日本人はサッカーに向いていないんだなあとか、阿部はいつからあの位置になったんだろうとか、どうせなら黒河も出してあげれば18人全員出られるのにとかいろいろありますが、試合自体より徳永(打撲)と駒野の怪我(左鎖骨骨折)が気にもなります。あと山本監督の進退。常識(狭いながらの)で言うと決勝トーナメントに行けなかった監督というのは辞任するんだろうなと思いながら記事を探していましたら現場の仕事は続けたいとな。「選手に力はあったのに、メダルを取らせてあげられなかった」と言ってる辺り自分の力不足という認識もあるようです。まずは後任人事なんでしょうが、どうなるんでしょうか。いっそのこと外国人監督をすえてみるというのも面白いと俺は思います。イタリア人とか(笑)どちらにしろ、三試合を見た感想は「36年の時を越えるためのメンバー」は煽り文句としては現実感がなさすぎたなという印象でした。「アテネ経由ドイツ」という話を今回はよく聞きましたが、所詮経由などと言って目の前の試合に勝つことを第一目標にしなかった(出来なかった)チームで(実際はどうかは知らないのでこれはあくまで妄想)勝ち残れるほどオリンピックは甘くなかったということでした。空港で茄子をぶつけられる覚悟があるか!?
とか書いてますが、オリンピックへ行けたことに対する評価はやはりきちんとしなくてはならなくて、A代表ならまだしもまだこの年代ではアジアをきちんと勝ち抜くことからやらないといけないとは思います。その点では山本監督は十分及第点だったと思います。ただ彼の目標がおそらくドイツであってアテネではなかったということが問題だったのかもしれません。その意味では多くの選手を試し、ユーティリティープレイヤーも多く作り、今の若手全体に一人の監督の元で経験を積ませたのは今後の日本に役立ってくるんじゃないかと思ってます。ただまずかったのは積み重ねてきたものを省みなさすぎた一部の采配じゃなかろうか、と。後は明確な戦術が見えなかった(これは自分の無知さもあるんだろうな)ことでしょうか…。やはりコーチ(育成)として優秀=監督(采配)として優秀という図式はなかなか成り立たないのか。
とまあ今日も際限なくだらだらと書き綴り。こう書いてるけど、意外に山本さんは嫌いじゃない。監督としては疑問符が付きますが、チーム作りとしてはいい仕事をしたように思います(チーム作りのままで最後まで完成形が俺には見えなかったのは残念ではありますが)。アテネで右往左往したことで経験も積んだだろうし(もしかしたら選手よりも)