サポーターって何?

今更展開の広がりに気づいたのですが、サッカーのある幸せ(エルゲラさん)のエントリ、白か黒かが、コメント欄も含めて熱いです(とはいえ、既に収束?)。コメント欄に書くと膨大になりそうだったので自分とこで。

まず、表面上はエントリ内容に反することになるけど、サポーターと自分を称するには俺はやはり抵抗がある。特に何か「サポート」してるとはとても言えないので。実際年数試合スタジアムに見に行くくらいであとテレビだし。むしろサポなんて自称したら能動的に行動して好きなチームを応援してる方に申し訳無い。せいぜい一サッカーファンかな。以前地元であった浦和の試合を見にいった時にも感じたけど、応援の度合いが全然違う。(当然、得られるものも違うんだと思う。)そうやって好きなチームに対して様々な動きを見せている人には敬意を表したい。*1
ただ一点、「サポ-それ以外」どちらが正しい、どちらが優れているという論があるならば、以下でも示すけどそれは全くセンスに欠ける。

このような言葉の括り方の問題は、しかし、このエントリの意図してるところとはずれる。(そういうわけでコメント欄でも一部議論のずれが生じている)
勝手に捉えてしまって申し訳無いけど、このエントリで言いたいことは以下の文章なんではないだろうか。

そのチームや、そのクラブや、サッカーが好きな人が喧々諤々、サッカーについて好きなことを語れるのが、サッカー文化の深さではないかと思っています。好きか嫌いか、合うか合わないか、できるかできないか、いろんな理由でその人のサッカーに関するかかわり方は変わってくるのでしょう。でも、みんなが自分のペースで、自分のリズムで、自分の好きなやり方でサッカーに関わりあっていく。

これは、全面的に同意(特に最後の一文)。というわけでこのエントリに対して俺の意見を述べよと言われたら、前半の「サポーター」の定義部分については首をかしげざるを得ないけれど、結論には賛同、ということ。そのズレもまたコメント欄が盛況な理由の一つだと思う。とりあえず終わり。

*1:ただ、俺みたいなゆるゆるスタンスの人には同じチームを応援されたくないなんて思われてるとしたら凹むけどね

サッカーに限らず。

で、ここからはちょっとまたずれた話。
何か批判するならじゃあそれを改善するために貴方は何かしたのか?という話は耳が痛い。「批判するのは簡単」だけれども、ではどうして欲しいのか、批判を反転させるためにはどうしたらいいのか、そのために何をするのか、ということは抜け落ちがち。いちいちそんなこと考えてると窮屈で仕方なく何も言えなくなっちゃうので、「別に抜け落ちたっていいじゃーん」とも思うのだが頭の片隅にはおいておきたい。
そしてこの「批判への対価」は、より影響力の強い人(またはサイト)に、より求められるんだと思った。これは、声のでかい人や、大勢の人が見てるところほど、例えば安易な間違い*1に対するプレッシャーが強まるというのと同じ。アクセスに対する一つの背負うべき(?)責任*2。例えば同じ批判をした際でも、小規模な場所でならば笑って突っ込みが入る程度でも、大規模なところで同じ発言をしたらスタンディングオベーションが来るかもしれないし大ブーイングが起こるかもしれないよってこと。あ、今mixiが盛況な意味が分かった気がする!!(えー、この話そっちに流れるんだー)
つまり、何か批判する時は、自分の影響力を考えて、覚悟して批判しないといけないという自戒。
ごめん、自戒するほどの影響力なんてない(オチ)。

*1:誤字脱字から情報や人名の間違い、思想の批判まで

*2:これができない所は信者だらけとか、ヲチの候補になっちゃう