漫画「アイシールド21」くらいの知識しかない俺が見たライスボウル感想

2日朝からまる1日外出するはめになったために箱根もほとんど見れず、このまま正月のテレビ観戦は天皇杯だけかなーと思っていたのですが、情報を頂いてアメリカンフットボールの学生チャンピオン法政大対社会人チャンピオンオービックとの対決、ライスボウルチェックできました。
ルールが分からなくなるかもと不安もありましたが、副音声を聞かずとも流れがなんとなく分かったのはアイシールド21のおかげでしょうか。作中にも使われたブリッツやショットガンなどの作戦用語やパントやタッチダウンなどの競技用語が親近感を持って理解でき、楽しめました。4Qで戦うこと、一度の攻撃権で10ヤード進めば連続攻撃ができるなど、基本ルールがあらかじめ頭では掴んでいたためすんなり観戦に入れたのも大きかったです。
さて試合ですが、第2Qまでオービックが主導権をほぼ握り、順調にタッチダウンを重ねていき圧勝なのかなと思っていたら、慣れたのか法政大も幅の広い攻撃で反撃して面白かったです。それでも全体的にはオービックが第3Q序盤以外は主導権を持ち続け、危なげなく勝利といったところでしょうか。といっても録画してたビデオが三時間でストップし、徹夜明けで自分も寝てたのでラスト7分が見られませんでしたけど。法政大はパスカットをされたり、大きなプレーをしようとしてキャッチが甘くなったところをファンブルして狙われたり、序盤をもう少し互角に戦えたら無理することも無かったかなと惜しい思いもしました。それでも第3Qの意外性ある攻撃(スペシャルプレー?)は見ていてワクワクしました。対するオービッツはパスを狙いながらも相手の止められないランで着実に攻撃権を手放さない攻撃がTDにしっかり結びついて磐石に思えました。その中でもTDにつながる古谷選手のダイブや、選手名は忘れましたが右サイドをゴールラインぎりぎりまでコートの半分以上爆走したプレーには興奮しました。また、漫画内ではさらっと描かれているキャッチ、パスの正確性の重要さ、試合内での駆け引きは作品で描かれている以上かなと魅力を感じたり。特に駆け引きの部分は知れば知るほど面白そうだなと感じた部分です。
以上感想でした。ルールが分かれば分かるほどかなり魅力あるスポーツですね。初テレビ観戦でしたが良かったです。ただスピーディーさがもう少し欲しいかな。サッカーや野球と同様2時間前後に収めてもらえれば見る側も時間を気にせず集中して観戦できそう。あ、ハーフタイムショーや得点時の選手やチームの盛り上がりはめっさ楽しそう。