義経第24回「動乱の都」

ビデオ撮り損ねたので軽く。

  • 今週の巻頭カラーは、「巴様が見てる」ホラー。
  • 後白河法皇(平幹二朗)大活躍!義仲(小澤征悦)に襲われても自分の掌の上。起こり得ること全てが想定の範囲内。最強。
  • 総大将に命じられた行家(大杉漣)、あんたいつかの宗盛様と顔が一緒ですよ。
  • で、その宗盛様(鶴見辰吾)はというと、三種の神器を返せという令旨をむしゃむしゃ。白ヤギさんたら読まずに食べた。読んでたけど。かわいさあまって憎さ100倍です。
  • 義仲の軍勢には押されるものの、知盛(阿部寛)と重衡(細川茂樹)が出た行家に対しての戦は楽勝。勢いが戻ります。そのまま一の谷にとどまり都をうかがうことに。福原へと懐かしき思いを馳せる時子(松坂慶子)に対して宗盛さんが一言。「しかし福原は焼け野原になっていますが?」焼いたのはお前だ。
  • 平頼盛(三浦浩一)の頼朝(中井貴一)への落ち延びをとどめ話を聞く義経(滝沢秀明)。平家の中でも一門同士での諍いがあることを知り、源氏の現状を考えるか?みんな仲良くしたいけどそれは無理って話。
  • 手古奈(上原美佐)さん、三角関係の火種を再び鎌倉へ持ち込むか。こういう天然の人が一番関係を引っ掻き回しちゃうんじゃないのだろうか。
  • 義経、前から思ってたけど、この人の思考や動きって少年漫画や王道RPGの主人公っぽいんですよ。理想主義で突き進むところとか、リアリズムに徹しきれないところとか。大事なところで情けをかけたり悶々としたり。「もう迷わない」と言いながらやっぱり迷ってたり。現在の指針は「源氏一族みな手を取り合って」「争いの無い世の中を作り」「兄上に頼りにされたい」こんなところですかね。王道です。
  • 平知康(草刈正雄)、盛大に侮辱される。「しってん、しってん」っていうのは鼓の音だとは思うのですが、どうしても「失点、失点」に聞こえておかしくて仕方なかったのです。静かな怒りを燃やした知康さん、法皇に告げ口→追討の令旨の流れ。
  • 義仲は法皇の御所を焼き討ち。更に多くの法兵をも斬首。義仲追討の令旨を出され逆賊になっても法皇脅して朝日大将軍に。まさにやりたい放題。そんなことしてたら反感持たれるに決まってるのに。ここらへんが天然おバカさんです。義経もこの所業には一族云々を通り越してお怒り。
  • 来週は「義仲最期」予告とタイトルで盛大にネタバレ。もう少し含みを持たせられないものかね。