タイガー&ドラゴン第3回「茶の湯」

  • 銀次郎(塚本高史)がマクラ。
  • 竜二(岡田准一)がついにメグミ(伊東美咲)に認められるとは!竜二よかったね竜二。でもあまり考えて喋った発言ではないに違いない。
  • BOSS片岡(大森南朋)のうさんくささと言ったらもう。
  • アレ話キターーー。「見たの初めて」ってメグミさんそりゃあ殺生な。いろんな人がきっとテレビの向こうで泣いてるさ。
  • 2chっぽい掲示板が作内登場。拒否反応を示すキャラもいていいと思ったけど、三人(銀&虎&リサ(蒼井優))はそこでの批判に上手く付き合えてるみたい。ネタ化?(作中でも竜二がキター連発。今気づいたけど、織田裕二サンテFXが元ネタなのか(情報元:はてなキーワード))
  • 大きなオチ付きの話(一時間単位)の流れの中で、小さなスパンで三段オチや小ネタを挟んでいくと飽きないし気持ちいい。
  • ビデオ撮ってないと見返せなくて感想書きづらい。けっこう適当。
  • 淡島ゆきお(荒川良々)さんはまた毒があるというか、一門からの好感度微妙だし扱い難しそう。エンディングにも出てきてるのでレギュラーか。
  • 淡島さんもだけど、毎度毎度だんだんとファンから認められてる描写がよろし。最後の封筒ネタもだけど、オチ付き小ネタ→一時間単位のオチ付き大ネタ→11話?単位のオチ付き壮大ネタとなる予感満々。
  • 存在が大きくなるに連れて一つ一つの発言への責任も増えてきます。当然か。ああいう立場だと気軽にコレイイアレイイ言えなくてそれはそれで面倒な話。
  • 書き忘れ。ジャンプ亭ジャンプ。少年との絡みで一ネタ。俺や有無さんのためにあるような突込みどころ。

ぱっと書けるのはこんな感じ。ダメだー書きたいことの半分も書けていない。以下追記。
今回の話に出てきた片岡さんはDIMEの権化。ということを書きたかった。自分では「カテゴライズされたくない」と言ってるキャラが既にカテゴライズ化されての結果な部分はまさにDIME。製作側の「こういうキャラが世間的にはキテルんだろ?ヤヴァイんだろ?」という意思が見えるのだけど、視聴者はおそらくそういうあからさまな意図*1を知ってて「あー、これは○○が元ネタ」だよなーなんて思ったりします*2。で、ここまでがマクラ。このドラマでの片岡さんは、更に「「○○が元ネタだよなー」と思わせるためのキャラ」だと思う。そのくらいまんま。つまり片岡さんは、「T&Dの片岡さんはDIMEだよねー」とこうして書いてる人、つまり俺を「まんまと引っかかりやがって、プププー」とハメて笑うための製作側が作った罠キャラ。というわけでまんまと書いてしまいました。というかクドカンさん(この呼び方も含め)のドラマについてあれこれ考えてる時点でもうそれはDIMEの手のひらの中です。
も一つ。片岡さんのドラゴンナイトのリストバンドを嬉々として買い、会場に長蛇の列を作っている人はまさにDIMEに踊らされてる人の象徴として描かれています。しかし、作中最後では片岡さんとリストバンドには「ダサイ」と夜明け(DIMEからの目覚めを暗示)とともにそっぽを向きます。結局踊らされる前の位置に戻っています。躍らせている張本人が実は(客側のワッショイに)一番踊らされていたという結論は、ドラゴンナイトの踊りイベントと掛けられていて爽快。しかし、前提としてこのキャラ立ては、DIME(踊らせようとする側)に対する半笑いの姿勢がないとある種のカタルシス*3は得られない気もしないでもないです。とここまでえらそうに書きましたが、製作側は「DIMEを半笑いで見ている層を半笑いで笑っている層」な気もします。だから(二度目になりますが)こんなこと書いてると、かっこうの被食者となります。
また別の話。今週の竜二の想いは「認められてはないけど自分の作りたいもの(でもダサイ)」を作るか「認められるもの(でもド・ダサイ)」を作るか、だったけれど、自分の脳内で、書きたいこと書くかアクセス得られるもの*4書くか、というアクセス論に自動的に変換されていて怖くなりました自分が。嗚呼気持ち悪い。せめて評価(点数)が取れる正論を書くか認められないかもしれないが持論をぶち撒けるか、という話に持っていきたかった。ちなみに虎児(長瀬智也)は「認められ始めた自分の作ったもの(新古典派)」と「認めた人のもの(古典派)」での葛藤。
ああ、長くなった上にわけがわかりません。自分で生み出した文章が理解できません。

*1:他のドラマではIT企業社長のキャラ作りにホリエモンが透けて見えたりもします

*2:例えばどん太(阿部サダヲ)は上島竜平さん辺りがモデルでは?などと思ったりします

*3:キテル音楽で躍らせる側にあるとされるDIMEは、実はこっけいな踊りで笑われる対象であったというオチによるカタルシス

*4:アクセス得られるテキストなんてさっぱり分かりませんけど。