瑠璃の島第二回

まずい、主人公(成海璃子さん)が普通に嫌な小学生に見えます。神・小西真奈美さんも演技力があり過ぎるために*1、こちらも嫌な人に見える。井川遥さんはイマイチぱっとしないし、あいかわらずさくらさんは暗い場面でしか出てこないし(逆に言えばこの人の笑顔が見られる時は物語に救いが出てくる転換点ではあるのだが)、女優陣は若ければ若いほど嫌悪感を感じる役どころという困った状況の中にあります。逆におばあちゃんとかおばちゃんとか年上の人ほどドラマ内好感度が高いのです。倍賞美津子さんと市毛良枝さんのお二人はこのドラマの救いです。
つまり、これはWJで連載中の「ユート」と同じく、作内キャラにリアリティを持たせすぎたために好感度が上がらず、序盤の低空飛行を余儀なくされている、という分析をしてみる。この第一印象がひっくり返る時こそが、作品のキモであり、カタルシスを感じる場面なのかもしれません、というかきっとそういう作り方に違いない。と偉そうに書いておきます。こんなこと書いてますが、来週になれば自分の書いたことすら忘れてそうです。

*1:アンチの方のために注釈つけると、俺が盲目的なのでそう見えるのです。ものは言いようなのです。