「ランキング投票にご協力くーださーい!」の話

ウグイス嬢が頭悪そうに言っているのを想像するのがポイントです。
人気BLOGランキングのクリック誘導パターン(犬にかぶらせろ!さん)
誘導パターンを分類、例題付き。これだけあったら一つくらいネタあるだろと思って見てみたら、全てがホンモノの必死さという脅威。

ランキング50位以下で即刻打ち切りでやってます。打ち切りにならないためにも、続きを読む前に、こちらを押して1日1回の応援クリックを習慣にしてくださいね

ネタとしか思えないのが怖い。

サイト黎明期を後ろ向きに駆け抜けろ!(RERO!!さん)
クリック誘導によって不快感を感じる一読者でゴザイマース(サザエ)。モノにがっついてる印象があるところは、それがアクセスなりランキングなりアソシエイトなりアフィリエイトなり*1不快ですと明記しておこう。天邪鬼なのでそういうのを見ると「意地でもクリックしてやんね」と思うんだけど、これがまた「続きを読む」の文脈(巧みに誘導型)でクリック誘導させられたりして敗北感を感じることもある。そんな時は衝動的に縦読みコメントを付けてあげたくなる。(これは嘘だ。確かに性格アレだけど大人なのでそんなことはしない。)
追記で予防線:
誤解されそうなので書いておくと、ランキングやらアフィリエイトやらのシステムを否定してるわけではないのです、いや、好きか嫌いかと聞かれれば嫌いですが、否定はしません。嫌いの内容も、本末転倒してがっついてる様子が見えるというのが俺のカッコ苦笑カッコ閉じるの対象になるレベルです。毎度毎度ランキング誘導されたり順位アピールされるのは萎えるしウザイし自己アピール満腹というだけの話(感情論)です。追記ここまで。

「応援が励みになる」というのはよく分かるし、実際自分がそう(本サイトにWEB拍手つけてる)なのだが、応援というのは本来良質のサイトやエントリ、コンテンツに対して送られる「結果」で、応援やランキングetcを求めてサイト更新するというのは目的と手段が逆転している。そんなやり方で得たアクセスや順位に価値はないと思うのだがどうか。*2
関連:以前突発的に書いたエントリ:ゆとり教育の逆転現象の帰結

人気blogランキングに参加しているのを見ると萎える(ARTIFACT@ハテナ系さん)
見る側、特にヘビーユーザー(!)には信頼性のないランキングでも、書いてる側には唯一の(!?)拠り所なのかもしれない。唯一の、というか順位を見て安心感を得るというか。「あー、今日も順位落ちてない」とか「今日は人気があがった」とか。相対的な評価がされたい年頃。いや参加したことないからしりませんけどね。逆に数を知らないライトユーザーにとっては、ランキングは「自分の見てるところ=けっこう人気あるんだ」という他者評価の物差しとなってこれまた安心感を与える仕組み。ライトな書き手とライトな読み手の相互扶助。あ、れ…いつの間にかランキング賛成派みたいな意見に…。明記してる通り、俺はランキングとかアクセスとかそういうのにがっついてるとこ、嫌いですよ一応。

とはいえ俺は、どれだけ自信があっても人に全く注目されない、という真の苦悩、つまり一日6HOT時代を知らない*3ので、一般的な意見ではないかも。俺の感覚だと自分の書いたものなんかに一日10人でも20人でも見てもらえれば十分じゃないかという初心者的謙遜があるので、一日数百人集めておいてまだアクセスやらランキング順位やら金(あ、ついに略した)が欲しいんかい!と思うのだけど、そこは「蜜の味」(RERO!!さんから)なんだろうね。欲望はどんどん肥大化するよ。

結論(蝶・適当)
たぶんやってる人はそういう文化圏で育ったので上でダラダラ書いたみたいな深い理由なんてなくて、ランキング誘導が普通と思って登録したり書いたりしてるだけなんじゃ。「アクセスランキングへのクリック誘導がなければBLOGじゃないじゃ〜ん!」うん、このフレーズは明らかに失敗。そしてこの結論で今まで長々と書いてきた論をかなり遠くにぶん投げた。
追記:情報謝々:
リボーンからランキングのあり方について考えてみる(蒼い髪と黒いノートと黄色いドロボウさん)
WJ系でこんなことについて書いてるとこがあるとは!しかも一ヶ月前_| ̄|○

ランクアップに意欲をそそいでいる方は「自分自身の書きたいことがあったから、ブログを始める」と言う当初の目的を忘れてしまってるのです。

「自分の書きたいことがあったから」!これ。おそらく本末転倒しなければこれが上位概念ですよ。*4「玄関口を広げる」ためというランキングの捉え方はなかなかいいですね。(皮肉でも何でもなしに正直な話。)こういう考え方をきちんと読んだ上でそのサイトを見ると、同じクリック誘導でもまた見方が変わってきたりします。そうか、同じ趣味の人に知ってもらうためのランキング参加ってのもあるのか。他コメント欄(最後のコメントでオチまで付いてる)も含めて、上で俺の書きたいことの一部が、素直な文章で分かりやすく書かれているのでオススメです。
つうかライブドアは下部切捨て、ですか!?ほ、ほりえもーん(のびた口調で)。

結論2(蝶・適当)
俺の書き方相当回りくどいですね。仕様です。真正面から素直な瞳で見つめられるとちっちゃくなります。

*1:つまるところ金ですか金

*2:いやこれ俺の価値観だから他の人がどう思うかは知らないよ

*3:「@am」は最初身内サイトから始まったので安定した10HIT時代が最初。「スローストロー」は本サイトが一日100HIT時代からの派生なのでそこから30HIT+時事キーワードで初期から安定して合計100HIT。確か。一番初期の数字としてはたぶん幸せなほうだと思う。当時一日10人でも幸せだった。

*4:ランキングで上位にいきたいというのが第一目標ならば俺の基準ではランキング厨認定。