10年目と書こう

1995.1.17
思いだす限りで、テレビで見た衝撃的な映像と言うのは、湾岸戦争勃発、サリン事件、そしてこの阪神大震災と、比較的小さい頃に見た映像が多い。イラク戦争やアフガン侵攻*1は正直あまり脳裏に焼き付いてはいない。
特に阪神大震災絵空事だった*2テレビの中と、現実の揺れがリンクしたことで、他の出来事よりも強く現実感を感じた出来事だった。揺れが来た時は、珍しく強い揺れが来た(あまり地震の起こらない土地なので。)のと眠くて仕方なかったのとで、「あー、このまま天井が落ちてきたら死んでしまうなこりゃ」と思いながら二度寝してしまい、起きて惨事を知るというどうしようもない中学生だったのだがそれなりにショックを受けたのを覚えている。近くで起こった大災害だったのに何も出来なかったのも今考えるとしょっぱい話である。黙祷。
今まで最も危機感を覚えた出来事は9.11。危うくエンパイヤステートビルに突っ込んだ旅客機に乗ってたらしいこと*3を知りかなり怖かった。その後日本の裏側で帰国予定を変更せざるを得ず飢えとの直面と同時に生きてることへの実感も沸いた発端ともなった。

*1:ソ連じゃなくてアメリカ@文明の衝突のほう

*2:絵空事でしかなかった

*3:1~2便後の飛行機を予約してたとかしてなかったとか