一夜明けてのアジアカップ

ふと気になったのでEURO2004優勝のギリシャと今回の日本の交代選手を調べてみた。大会や状況が違うのであんまり意味はない。
まずギリシャhttp://jp.euro2004.com/tournament/teams/team=49/index.html
ニコポリディス(GK)6試合(555分)
セイタリディス(DF)6試合(555分)
ベネディティス(DF)3試合(107分)
ヌタンピアス(DF)0試合(0分)
デラス(DF)6試合(555分)
バシナス(MF)5試合(379分)
ザゴラキス(MF)6試合(555分)
ギアンナコポウロス(MF)4試合(226分)
チャリステアス(FW)6試合(539分)
トシアルタス(MF)4試合(104分)
ニコライディス(FW)4試合(144分)
チャルキアス(GK)0試合(0分)
カテルギアンナキス(GK)0試合(0分)
フィサス(DF)6試合(462分)
ブリザス(FW)5試合(442分)
カフェス(MF)0試合(0分)
ゲオルギアディス(MF)0試合(0分)
ゴウマス(DF)0試合(0分)
カプシス(DF)6試合(555分)
カラゴウニス(MF)4試合(294分)
カツラニス(MF)6試合(509分)
パパドポウロス(FW)2試合(79分)
ラキス(MF)2試合(45分)
対する日本。http://www.fifaworldranking.com/2004MFF.html
土肥洋一(GK)0試合(0分)
川口能活(GK)6試合(600分)
楢崎正剛(GK)0試合(0分)
三浦淳宏(DF)0試合(0分)
田中誠(DF)6試合(473分)
茶野隆行(DF)0試合(0分)
宮本恒靖(DF)6試合(600分)
松田直樹(DF)1試合(6分)
三都主アレサンドロ(DF)6試合(600分)
中澤佑二(DF)6試合(600分)
加地亮(DF)6試合(566分)
藤田俊哉(MF)0試合(0分)
山田卓也(MF)0試合(0分)
福西崇史(MF)6試合(555分)
中村俊輔(MF)6試合(600分)
小笠原満男(MF)2試合(120分)
中田浩二(MF)3試合(230分)
遠藤保仁(MF)5試合(366分)
西紀寛(MF)2試合(38分)
鈴木隆行(FW)6試合(576分)
本山雅志(FW)4試合(133分)
玉田圭司(FW)6試合(487分)
意外と一度も試合に出られなかった選手は日本の22人中6人(内GK2人)に対してギリシャ23人中6人(内GK2人)と全く同じ。これは予想外だ。でもEUROの時は采配についてなんだかんだ言われてなかったように思う。それは何故なんだろう。23人の選手がいたら6試合あっても使われない選手が4,5人出てくるのは普通なのかもしれません。
それにも関わらずジーコ監督の選手起用について各所で問題が起こっているのは、グループリーグ三試合目という勝たなくてもよかった試合があったにも関わらずターンオーバー制を敷かなかったこと、試合を左右しない交代も多かったこととともに、積極的な采配&チーム(とサポーター)を盛り上げる采配がほぼ無かったからじゃなかろうか(ここで攻めるぞ、とか残り時間しっかり守るぞ、とか)、と個人的には思うのです。流れを変えた交代もタイ戦の小笠原、本山、バーレーン戦の小笠原投入くらいじゃあなかったっけ。残りは疲れや退場、点を入れられた直後などリアクションでしか動けなかった気もします。優勝したことで、ある程度は頭では認めなくてはいけませんが、気持ちは不安のままです。
それにしても、16人使ったといっても松田は6分、西は中澤の終了直前ゴールが無ければ8分だったんだ。これは泣ける。レギュラー11人引いて残りの交代枠3人は中田浩二、小笠原、本山の鹿島勢。あー、こう書くとそりゃあ采配に疑問持つな。うーむ。あ、しかし本山の使い方はさすがにうまかったと思う。